だ液検査をしてみませんか?
[だ液検査とは?]
ムシ歯になりにくい人、なりやすい人の違いは、歯みがきの回数や方法だけではなく、飲食の回数、だ液の持つ性質や虫歯菌の数などが大きく影響します。だ液の性質をよく知ることが、将来ムシ歯をつくらないための大切なポイントです。だ液検査では、だ液を採取して、だ液の量・だ液の性質・ムシ歯菌の数を調べます。検査の結果に応じて、あなたの状態にあったムシ歯の予防プログラムを作ります。
[むし歯はミュータンス菌による細菌感染症]
むし歯は口の中のミュータンス菌、いわゆるむし歯菌が私たちの食べた食物をエサにして強い酸を出し、歯を溶かしてしまう細菌感染症です。むし歯の発生には「むし歯菌の量」、唾液の量や質に関わる「歯を守る力」、一日の飲食回数、摂取する糖分の量、歯磨き習慣などの「生活習慣」等が関与します。
[むし歯の発生リスクを予測する「カリエスリスク判定」]
むし歯の発生リスクを予測する「カリエスリスク判定」はミュータンス菌の量、唾液の分泌量、唾液の緩衝能力、プラーク量、食事回数、フッ化物使用の状況などの因子を総合的に判断して行われます。これまでは、ミュータンス菌の量を測るためには、選択培地による培養法が一般的に用いられており、結果を得るまでに数日を要しました。
[免疫クロマト法を利用したスピーディーな検査法]
当医院ではむし歯の予防管理のためにスピーディーなカリエスリスク検査を取り入れています。他の方法と違いその日のうちにミュータンス菌量を測定でき迅速、簡便な検査ができます。検体採取からミュータンス菌の菌数レベル、唾液緩衝能の判定までトータル約20分で終了するため、一回のアポイントで検査結果と患者様への説明、むし歯の予防管理プログラムの作成、アドバイスをおこないます。
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