かみ合わせ・顎関節症の治療について

2010.06.25
みよし歯科医院で行う かみ合わせ・顎関節症の治療について

顎関節症とは,顎関節に生じた痛み,開口障害(口が大きく開かない)、雑音(開け閉めの際に音が出る)の3つを主な徴 候とするものを言いますが,欧米では一般にTMD(Temporo-mandibularDisorders)一側頭部と下顎との不調和とよばれ、複数の 原因が組合わさったものと理解されています。
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その原因のひとつにかみ合わせの異常に寄るあごのズレがあげられます。歯は,顎関節や周辺の神経や筋肉にとっていつも理想的な位置に生えてくるとは限りません。いったん歯が生えそろってしまえば、それが不正な噛み合わせであっても、私たちは,知らず知らずのうちにその顎の位置になれてしまい、普段は異常を感じることもなく生活しています。
 しかし、それが体の適応反応を超えてしまったときに、顎関節症や顔面痛、肩こりやあごの痛み、異常な歯の磨り減りや原因不明の歯の痛み、体のゆがみ、時には自律神経失調症などとして身体のいたるところに代償性の症状を引き起こしてしまうと考えられています。


みよし歯科医院では、このようなかみ合わせの異常による神経や筋肉の、骨格の不調和をKー7エバリュエーションシステム(アメリカ マイオトロニクス社)というコンピューター機器や、マイオモニターという電気刺激で筋肉をリラックスさせる装置を使用して、客観的に診断し,最適な治療方法を提案させていただきます。
K7エバリュエーションシステムでは3つのことがわかります。
その1、正しいかみ合わせの位置
その2、あごの筋肉の働きが正常かどうか
その3、あごの関節が正常かどうか

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 治療の流れ
.ウンセリング
△△瓦瞭阿や筋肉の活動の検査
7燭箸蝓△み合わせの記録
ぅ泪Ε好圈璽后淵ーソシス)の装着
イ△瓦瞭阿や筋肉の活動の検査
Ε泪Ε好圈璽后淵ーソシス)の調整
Г△瓦瞭阿や筋肉の活動の検査
┿に被せもの または 矯正治療

*検査や調整に1回1時間〜2時間かかる事もあります。
 
以下にいくつかの診断に使用する検査時の画面(スキャン)の説明をします。

 

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あごの筋肉に異常な緊張がないかを筋電計(Electromyogram)を使用して検査します。この例では右の咬筋に異常な緊張がみられます。 



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奥歯でかみ締めたときの上下左右の筋肉のバランスを調べます。この例では側頭筋の働きが低下しています。

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あごの関節の働きに不調和がないかどうかを、あごの開け閉めの働きを使って調べます。この例では、あごがまっすぐに開け閉めできていません。
 

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かみ合わせの位置に異常がないかどうかを調べるグラフです。歯をかみ合せずにリラックスした下顎安静位(矢印)とかみ合わせの位置とのズレを調べます.この例では,かみあわせが右へ0,7mmほどずれているのが分かります。


以上の様に、ニューロマスキュラーコンセプト(神経筋の生理的・機能的活動を重視した咬合理論に基づき、機能の回復を行う考え方 )による客観的な診断のもとに、正しい顎の位置関係を修復していくことにより、治療が難しいとされている多くの顎関節症でお困りの患者様の症状が改善してます。

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上下のかみあわせを改善する最も簡単な方法は、上の写真のように取り外しのできるマウスピース(オーソシス)を製作し、そのかみ合わせの部分に最適な咬合をあたえることです。一定期間試用していただき、すべての症状が改善したら、この最適なかみ合わせを維持するために、セラミックスによる治療や歯並びの矯正治療を受けていただくことができます。